最近大リーグが好きではないいくつかの理由

もうだいぶ前のことだが、こんなニュースがひっそりと報じられていた。

大量点差で盗塁認めず
プロ、アマ合同の日本野球規則委員会が10日、東京都内で開かれ、プロは今季から点差が大きく開いた場面で選手が盗塁した場合、米大リーグと同様に盗塁を記録しないことを決めた。適用する点差については、公式記録員が試合展開を見て判断する。(日刊スポーツ08年1月10日)

要するに、10−0のような一方的な展開の試合では、「盗塁しても記録として認めませんよ」という話。大リーグの嫌な点というのは挙げればキリがないのだが、その一つがこの「暗黙のルール」だった。全く理解不能である。点差が付いたら最後まで緊張感を持ってやれないというのが前提なのだろうか。もしそうなら、コールドでも導入すればいいのにと思う。

そんな「ルール」を日本でも取り入れるのだという。「試合展開を見て判断する」といういい加減なものをどうやって浸透させるのだろうか。