野球とは、

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PLからロッテに入団したものの、プロでは結果を出せなかった小林亮寛投手。彼が今、台湾でプレーしていると知って驚いた。高校時代は登板機会が少なかったが、オリックスから1位指名された川口知哉と並ぶほどプロのスカウトから高い評価を受けていた。野球雑誌では1年生の頃から快速投手と騒がれ、ずっと注目していたので記憶に残っている。怪我が多く、ドラフトは下位だったけれど、当時ドラフトマニアだった私は、1997年のNO1だと見ていた。

プロ入り後もチェックしていたが、オープン戦で投げるのをテレビで1度見た後は、名前を聞くことがほとんどなくなった。その後、渡米して野球を続けているという話を聞いたことがあったが、その後は分からなかったので、昨年は台湾に渡り、好成績を残したことを知り嬉しくなった。

今年のプロ野球のスローガンは、「野球とは、」に決まった。「あなたにとって野球とは何か」を考えて貰おうという企画のようだ。

野球とは?

それは様々な人生を、生き様を見せてくれるものだ。それは悲哀であり、感動であり、勇気である。高校、大学、社会人、プロ。選手の歴史に寄り添うことができる。それは単なるスポーツ観戦を越え、プレーを見ること以上の物語がそこにはある。

ソフトボール普及と野球

宇津木監督(前監督か)のイギリスでのソフトボール普及活動を取り上げた番組をBSでやっていた。オリンピックに復帰運動でソフトと野球が離反しているとも伝えられているが、普及活動に関して両者はもっと協力するべきだ。

ソフトボールが盛んな国は野球人気の高い国とかぶってはいるものの、中国やオーストラリアのように野球はそこそこの国が、ソフトではトップクラスという例もある。普及活動を続けることで、中国やオーストラリアのような国を増やし、そこからさらに野球への関心を高めてもらえるのではないか。例えば、インドやパキスタンなどクリケットが盛んな国で、女子スポーツとしてソフトボールを導入する。さらに少年スポーツとしてリトルリーグを普及していくことで、野球人口を増やせるのではないだろうか。

野球世界ランキングその2

WBCの結果を受け、日本は3位に順位を一つ上げた。
詳しいリストは以下参照。
http://www.ibaf.org/fileadmin/user_upload/Files_-_world_rankings/2009_IBAF_World_Rankings_March.htm

リストを見るとあんまり変動はないようだ。大学や高校の世界大会の結果も入るので、その辺のカテゴリーの弱いドミニカなどは低くならざるを得ない。総合的に強いのは、日本、キューバ、韓国、米国という4強ぐらいか。5位の台湾は最近、元気がない。4強とはポイントで大きく引き離されている。

911陰謀論

 「日本外交 現場からの証言」(1993年)という好著を書いた元外交官の孫崎享氏の新著が出た。「日米同盟の正体」という本だ。戦略論や安全保障についての本で、米国の世界戦略に批判的な立場から書かれているが、同時テロの陰謀論を示唆している部分はいただけない。同時テロに関する陰謀は

  1. 自作自演(米政府がテロ計画を立案した)
  2. 消極的関与(米政府はテロ計画を察知したが、放置した)

が主なものだが、孫崎氏は後者の消極的関与を臭わすのである。アフガニスタンイラクへの軍事行動をやりやすくするための謀略の可能性があるというわけだ。陰謀論が跋扈するのは、「陰謀である」ことを示す証拠もない代わりに、「陰謀ではない」と証明することも困難な点にある。存在するものを証明するのは、何か一つの事例を示せば済むが、存在しないことを証明するのは難しい。私は陰謀論を採用しないが、その理由は何か。正直なところ、「常識」とか「信念」、「世界観」ということに帰着してしまう。

 自作自演については、証拠はないし、陰謀論者の指摘は反論されているが、消極的関与説については、外形的にみると、テロ情報が政府上層部に上がっていたのに、無視した形になっているのは事実だ。だが、官僚機構や政府などをオールマイティだと「過信」しているのではないかと思う。かつて世界から畏怖された日本の官僚機構をみれば明らかなように、その実態は精緻なシステムとはいいがたい。テロ情報が整然と最上部までスムーズに上げられるとは限らないし、「陰謀」を隠蔽できるほど組織の結束が徹底していない。

日米同盟の正体~迷走する安全保障 (講談社現代新書)

日米同盟の正体~迷走する安全保障 (講談社現代新書)

バイリンガル

六本木ヒルズのサンドウィッチ屋でファラフェルを食べてたら、私の隣の席で注文待ちをしていた二人の会話が聞こえてきた。一瞬日本語の中に英語がまじっていたので、思わず耳を澄ませると、二人は日本語で話していたかと思えば、突然英語で話し出したりしていた。外見は日本人風である。こういうのが本当のバイリンガルなのだろう。「英語で喋ろう」とか「日本語で喋ろう」とか意識していないのかもしれない。でも、日本語と英語が頭の中でぐちゃぐちゃにならないのだろうか。

昔からバイリンガルには憧れがあるけれど、「チャンポン」みたいになってしまうと、知能は正常に発達するのだろうかと思ってしまう。例えば、日本語と英語それぞれできちんとした文章が書けなくなることはないのだろうか。

Small Ball

産経に面白い記事が。日本の長打力不足の原因は「作られた左打者」にあるという。

 長打力不足のひとつの要因として「作られた左打者」が挙げられる。日本は決勝に出場した11人の野手のうち、6人が右投げ左打ち。これほど高い割合は他国には見当たらない。日本では「左打席の方が一塁へ近い」「利き手の右手でバットを引っ張るため無駄のないスイングができる」などの理由から1980年代に急増。少年野球でも奨励されるケースが多かった。

 しかし、利き手でバットを押し込むことができず、一塁を意識して「走り打ち」になる傾向が出るため、同じ人間でも長打力は落ちるといわれている。80年代に広島で4番を務めた小早川毅彦氏(現広島打撃コーチ)も、右投げ左打ちの長距離打者だったが「もし、もう一度野球ができるなら、右打ちでやりたい」と話している。

スモールベースボール的には、左バッターが多い方がいいのでしょうが、日本の「長打力向上」は今後の課題ではありますね。

世襲は決定?

北朝鮮の後継者問題で、朝日も報じてきた。これまでの「後継者決定」報道との違いは、世襲は決まったものの、具体的な後継名は決まっていないとしていること。「在北京の北朝鮮筋」というから、ソースは北の外交関係か貿易関係者か。3月8日に行われた最高人民会議の選挙では金正日の息子たちの名前はなかった。3男、正雲氏が候補者として登録されるとの情報もあったが、結局、名簿には同氏の名前はなかった。

【北京=峯村健司】北朝鮮朝鮮労働党組織指導部が昨年12月、一部の党幹部に対して金正日キム・ジョンイル)総書記(67)の後継を世襲とすることを強く示唆する内部通達を出し、思想教育を命じていたことがわかった。在北京の複数の北朝鮮筋が明らかにした。その後、軍も同様の通達を幹部に出した。3月20日前後には党と政府の幹部職員にも通達され、徹底が図られるという。具体的な後継者名には触れていない。